高大接続ラウンドテーブルとは

ラウンドテーブルは,参加者の高校生や大学生がテーマについてディスカッションする中で,さらに学びを深めていくプログラムです。

この1年間取り組んできた探究学習の成果を参加者同士で発表・共有し,次の学びへと繋がるように「探究」してみませんか?
「探究を探究する」をテーマに,高校生,大学生,教員など,異なる立場の参加者みんなで学びを共有し,様々な意見に触れ,考えを深め合いましょう。

次回の予定

  • リンクのページに、開催日時、会場などをまとめています。ご確認ください。

ラウンドテーブルの模様(2024年度の開催を例に)

前半:高校生の探究活動発表

グループに分かれて自分が取り組んだ探究学習を発表します。それに対して,同じグループの高校生や大学生ファシリテーターが感想や質問などを行います。

STEP
1

後半:グループディスカッション

前半の発表やこの間の探究学習の経験を踏まえ,「探究学習とは何か」「これからの探究学習がどうなってほしいか」をテーマにグループで話し合います。大学生が自分の経験や大学での取り組みについて紹介する場面も。

STEP
2

クロージングセッション

「探究学習とは何か」「これからの探究学習がどうなってほしいか」というテーマについてグループまとた意見を参加者全員で共有します。

参加者から「課題発見や物事を違う目線で見る力は,探究学習でないと身につかない」「身近な疑問から社会に役立つ研究を行うことが,よりよい探究学習の環境につながる」「改善点や新しい気付きを見つけるには,今回のような交流の場が重要」などの意見が出されました。

STEP
3
高校生による発表
グループごとに,自分自身の経験や前半の発表を聞いて考えたことを意見交換
グループごとに,自分自身の経験や前半の発表を聞いて考えたことを意見交換
グループ内で出た意見をまとめて,参加者全体に報告・共有
全体の様子。高校教員や保護者も見学

高校生の発表テーマ(一部)

  • ファストファッション古墳の内部構造解明
  • メタン発酵によるビジネスモデル
  • AIの問題点
  • 金属腐食
  • 五箇山
  • 研修医
  • マーケティング…など

参加者の感想(抜粋)

  • 全国の同年代の人の話を聞けて、いい刺激になった。今日考えたことを今後に繋げていきたいし、実際に金大生からお話しも聞けてより意識が上がった。
  • それぞれの探究について興味が湧いて、自分でも調べてみたいと思いました。
  • それぞれの発表から得られた、探究活動の意義や今度の展開について知ることができ、高校に持ち帰ってそれらを導入できればいいなと思います。
  • 自分の探究していない分野についての話を聞くことができたのでとてもよい経験になった。
  • 県外の高校生と探究について話すことなんてないので、とても有意義な時間になった。自分が感じている探究についての疑問を同じように持っている人がいて話し合いが面白かった。
  • 自分が完璧だと思っていたものを壊してもらえる機会に恵まれたと思っています。今まで校内での発表しかしていなかったので、今回のように様々な学校の様々な人からの意見をもらえ、自分たちの意見を再構築するきっかけになりました。

過去の開催記録

第10回 (2024年3月26日)

実施報告はこちら
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特別企画 (2023年12月10日)

ポスター[PDF
実施報告

第9回 (2023年3月27日)

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特別企画(2022年12月11日)

チラシ[PDF
実施報告

第8回 (2022年8月6日)

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第7回 (2022年3月25日)

探求的な学びに取り組んできた受講者同士が、それぞれの学びのプロセスを報告し、共有し合うとともに、「知識基盤社会で活躍する人材となるためにはどのような学びが必要か」「自身の将来へとつなぐ探求とは何か」等について考えを深め合い、様々な意見に触れるとともに、複数人で共通の課題を探求する学びを体験します。

<実施報告>

令和4年(2022年)3月25日、金沢大学高大接続コア・センターは、第7回金沢大学高大接続ラウンドテーブル「未来→繋ぐ探求〜知識基盤社会で活躍するための探求学習とは〜」をオンラインで開催しました。
 現在、多くの高校で、探求学習が実施されています。探求学習は、生徒が自らの問題関心に応じて、主体的に課題を設定し、答えを導く学修プログラムです。金沢大学は、早期から、探求学習が、高大接続の観点から重要であると認識し、探求学習の交流の場としてラウンドテーブルを実施してきました。
 第7回目となる今回は、「知識基盤社会で活躍するための探求学習」のあり方をテーマに、ラウンドテーブルを開催しました。全国各地から集まった11名の高校生は、小規模なグループに分かれ、活発に意見交換しました。前半はそれぞれの探求学習やそのプロセスを紹介し、後半は前半の意見交換を踏まえて、「知識基盤社会で活躍する人材となるためにはどのような学びが必要か」、「自身の将来へとつなぐ探求とは何か」などについて、グループで意見をまとめ、全体発表を行ないました。各グループともに、経験や工夫、失敗談を共有することで、探求学習についてより深く考えることができたと思います。
 参加者からは、「他の地域の方とディスカッションを行うことで、今日まで私が持っていた考えなどを壊すことができました」、「他の県の子とも意見交換ができて充実していたと思います。楽しく交流できました」などのコメントが寄せられました。

ポスター[PDF]
第7回 開催要項 [PDF]

第6回(2021年8月18日)

第7回(中止) ※8月19日(木)開催予定の第7回は中止となりました。
第6・7回 開催要項 [PDF]
実施報告

第5回(2020年8月8日)

第4回(2020年8月2日)

第3回(2019年9月8日)

ポスター[PDF]
開催要項[PDF]

第2回(2018年9月17日)

第1回(2018年2月11日~12日)