課題2 大学での学び(KUGS Liveセミナー・KUGS Webセミナー・KUGS ラウンドテーブル) (KUGS Webセミナー)

【23W0009 ドイツ中世都市の手工業者の世界】


課題概要
課題タイトル:
課題2 大学での学び(KUGS Liveセミナー・KUGS Webセミナー・KUGS ラウンドテーブル) (KUGS Webセミナー)
23W0009 ドイツ中世都市の手工業者の世界

学域/学類:
人間社会学域 >人文学類

提出期限日:
2024年12月22日(日)

受講状態:
受講していません

課題内容
【題名】「あなたが受講した個別プログラム名」をそのまま入力してください
(セミナー名が「〇〇学入門」なら課題タイトルも「〇〇学入門」とする)。

【本文】冒頭で「受講した個別プログラムの要約」を200~300字程度でまとめてください(感想ではありません)。その上で「受講して気づいた課題(問題)とその理由」を挙げ、「その課題(問題)を解決するのに適した方策とその根拠」について、あなたの考えを述べてください。最終段落では、以上で書いてきたことを踏まえて、「高校卒業後に学びたいことや取り組みたいこと」を記述してください(1,000~1,400字)。

※基準を満たすレポートのポイントは、オンライン教材『「大学での学び」課題レポート:作成方法と評価』で解説しています。評価基準(ルーブリック)や評価基準(ルーブリック《詳細版》)も必ずあわせて参照し、何を書くことが求められているのか、しっかり確認しましょう。


【プログラム内容】
担当講師:人間社会研究域人文学系 教授 田中 俊之
講義概要:
14・15世紀のドイツでは、様々なタイプの都市が手工業に重点を置いた経済を打ち立てていました。市民が都市領主から自治権を獲得しえた多くの都市で、都市貴族と呼ばれた特定の有力市民家系の寡頭化が進みましたが、やがて経済的に力を蓄えた手工業者たちは連帯してそれに対抗し、都市貴族を抑え込むことに成功する都市も出てきました。そのような都市では、ツンフトと呼ばれる政治組織による支配体制が敷かれたのです。
 この講座では、そうしたツンフト体制下の都市社会に目を向け、手工業者たちが互いに重んじた名誉観念に注目し、それがどのような役割を果たしたのかを考えてみたいと思います。都市ではしばしば、異なる職種の手工業者間で、あるいは同じ職種の手工業者内部でも紛争が生じましたが、その解決のプロセスにおいて名誉観念が表出してくるのです。またその名誉観念は、個々の手工業者間のみならず、都市全体にも、さらには地域間にも少なからず影響を及ぼしたのです。講座では史料が語る生々しい様態を拾い出してみたいと思います。
動画一覧
  • 「大学での学び」課題レポート作成方法と評価
    課題レポート作成の前に必ず視聴してください。こちらの動画で課題レポートへの理解を深めた上でレポートに取り組みましょう。

    KUGS課題レポートは,高大接続の観点から,大学で課されるレポートを想定しています。高校まで課されてきた作文や感想文とはまったく性質の異なるものです。受講したプログラムの単なるまとめでもありません。
    あるテーマについて,自身の経験,集めた情報(知識)に基づき,論理的かつ客観的に論述し,読み手を説得する文章がKUGS課題レポートです。
  • 23W0009 ドイツ中世都市の手工業者の世界 Part1
    14・15世紀のドイツでは、様々なタイプの都市が手工業に重点を置いた経済を打ち立てていました。市民が都市領主から自治権を獲得しえた多くの都市で、都市貴族と呼ばれた特定の有力市民家系の寡頭化が進みましたが、やがて経済的に力を蓄えた手工業者たちは連帯してそれに対抗し、都市貴族を抑え込むことに成功する都市も出てきました。そのような都市では、ツンフトと呼ばれる政治組織による支配体制が敷かれたのです。
     この講座では、そうしたツンフト体制下の都市社会に目を向け、手工業者たちが互いに重んじた名誉観念に注目し、それがどのような役割を果たしたのかを考えてみたいと思います。都市ではしばしば、異なる職種の手工業者間で、あるいは同じ職種の手工業者内部でも紛争が生じましたが、その解決のプロセスにおいて名誉観念が表出してくるのです。またその名誉観念は、個々の手工業者間のみならず、都市全体にも、さらには地域間にも少なからず影響を及ぼしたのです。講座では史料が語る生々しい様態を拾い出してみたいと思います。
  • 23W0009 ドイツ中世都市の手工業者の世界 Part2
    14・15世紀のドイツでは、様々なタイプの都市が手工業に重点を置いた経済を打ち立てていました。市民が都市領主から自治権を獲得しえた多くの都市で、都市貴族と呼ばれた特定の有力市民家系の寡頭化が進みましたが、やがて経済的に力を蓄えた手工業者たちは連帯してそれに対抗し、都市貴族を抑え込むことに成功する都市も出てきました。そのような都市では、ツンフトと呼ばれる政治組織による支配体制が敷かれたのです。
     この講座では、そうしたツンフト体制下の都市社会に目を向け、手工業者たちが互いに重んじた名誉観念に注目し、それがどのような役割を果たしたのかを考えてみたいと思います。都市ではしばしば、異なる職種の手工業者間で、あるいは同じ職種の手工業者内部でも紛争が生じましたが、その解決のプロセスにおいて名誉観念が表出してくるのです。またその名誉観念は、個々の手工業者間のみならず、都市全体にも、さらには地域間にも少なからず影響を及ぼしたのです。講座では史料が語る生々しい様態を拾い出してみたいと思います。