人間社会学域法学類　教授　福本　知行
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皆さんの身の回りには「きまり」がたくさんあります。例えば、「図書館の中では大声を出してはいけない」、「赤信号を渡ってはいけない」などがあります。皆さんが普段何気なく守っているきまり、そのきまりが我々の生活でなぜ必要なのかを今回のセミナーで学んでいきましょう。
このセミナーは二部構成になっており、第一部では『としょかんライオン』という絵本の朗読を皆さんに聴いてもらいます。図書館にやってきたライオンの行動、そしてその図書館でのきまりについて注目してみましょう。第二部では、第一部で聴いてもらったストーリーを基に「きまりがなぜ必要なのか」、「現実でもきまりを破っても怒られない、罰を与えられないときがあるがなぜか」など、きまりとその根底にあるものについて、グループワーク形式で考えてもらいます。様々な意見を聞いて自分なりにきまりの必要性について考えてみましょう。
どのようなところにもあり、私たちの行動を取り締まったり、時には許したりしてくれる「きまり」について、今一度考えてみましょう。