詳細
概要
個別プログラム名:
平安時代の日本語を知る(春季キャンパスビジット模擬講義)
会場:
人間社会第1講義棟
開催日時:
2024/05/19(日) 10:00~12:00
参加費:
無料
募集定員:
0
(残席 0)
資料:
無し
内容
⼈間社会研究域⼈⽂学類 教授 高山 知明
★詳細・申し込みはこちらから↓
https://examination.w3.kanazawa-u.ac.jp/event/opencampus/entry/
皆さんは古文を学習する中で、昔のことばなのになぜ教えられるのだろうかと疑問に思ったことはありませんか?
私も高校生の時、怪訝に感じていました。外国語と違ってネイティブスピーカーに直接尋ねることはできません。実は、基本的な古語一つをとっても完璧にわかっているわけではありません。
この時間では平安時代の日本語を言語学的に分析し、当時のことばを復元する方法を学びます。高校での古文と違い、現代語訳を到達点としません。大学に入ると「辞書は信用するな」と言われますが、大学での授業を少し先取りします。
外国語の習熟では、頭の中で逐一日本語に置き換えずに意味を理解することが求められますが、この時間でも、いくつかの語句、表現を例に、できるだけ、当時の話者の言語感覚に近づくことを目指します。この体験をもとに、古文の表現が身近に感じられればと考えています。具体的な材料としては、主に『更級日記』を取り上げます。
★詳細・申し込みはこちらから↓
https://examination.w3.kanazawa-u.ac.jp/event/opencampus/entry/
皆さんは古文を学習する中で、昔のことばなのになぜ教えられるのだろうかと疑問に思ったことはありませんか?
私も高校生の時、怪訝に感じていました。外国語と違ってネイティブスピーカーに直接尋ねることはできません。実は、基本的な古語一つをとっても完璧にわかっているわけではありません。
この時間では平安時代の日本語を言語学的に分析し、当時のことばを復元する方法を学びます。高校での古文と違い、現代語訳を到達点としません。大学に入ると「辞書は信用するな」と言われますが、大学での授業を少し先取りします。
外国語の習熟では、頭の中で逐一日本語に置き換えずに意味を理解することが求められますが、この時間でも、いくつかの語句、表現を例に、できるだけ、当時の話者の言語感覚に近づくことを目指します。この体験をもとに、古文の表現が身近に感じられればと考えています。具体的な材料としては、主に『更級日記』を取り上げます。