人間社会研究域法学系　教授　福本　知行
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このセミナーでは、投票について考えます。皆さんは今まで学校の授業で選挙や投票の意義について学習してきたと思います。日本では選挙権年齢が 18 歳に引き下げられましたが、
若者の投票率は他の世代と比べて低くなっています。一昨年の衆議院議員選挙では 18 歳、19 歳の投票率は 43.21％、20 代の投票率は 36.50％でした。選挙は民主主義における最も重要な存在の一つで、主権者として国の意思決定に関わる大切な機会です。そこで、選挙について学ぶだけではなく、体験してみてはいかがでしょうか。
このセミナーではグループごとに理想のまちづくりについて話し合って発表し、その発表をもとにどのグループのまちづくりが良かったかについて模擬投票を行います。皆さんは限られた予算の中で多くの人が納得できる案を提示できるでしょうか？これらの作業を通して、自分たちの地域や社会のことに関心を持ってもらうとともに、地域や社会の方向性を決める選挙に関心を持ってもらいたいと考えています。